「専門学校に行かないとダメなのでは……」
「オーディションで有名プロダクションに入れなければ無理……」
「最近は容姿端麗も求められるというし、年齢も……」
確かに……ナレーターや声優を目指すなら、そんな側面もあるでしょう。
でも今はインターネットの時代。
自分をアピールする手段が身近になったのです。
それなのに、あなたは自分の夢を他人まかせにするのですか?
……
「でも、ほかにどんな道があるの?」
……
ナレーターでもアナウンサーでも声優でもない
ネット時代に注目される
新たな声の表現ジャンルが誕生しました
それが
知性と個性をもっとも発揮できる、声の表現者です
*
オーディオブックとは「耳で読む本」。朗読の音声データのことです。
海外では、書籍が出版されるとき一緒にオーディオブックも発売されることが多いとか。
識字率の高い日本ではまださほど普及しているとは言えませんが、
高齢化社会に向けて、また脳科学の発展で学習・記憶・情緒に聴覚が及ぼす影響などが解明されていくにつれ、
オーディオブックの存在意義が見直され、高品質な作品が増えていくことが期待されています。
*
オーディオブックリーダーという声の表現者を目指しませんか?
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では……
「オーディオブックリーダーには、どうすればなれますか?」
……
オーディオブックリーダーを目指す人のための学校はまだ存在しません。
声優やアナウンスの専門学校、養成所などで発声技術や収録の実際を学べますが、
オーディオブックリーダーに必要なのは、アクセント等の知識や発声技術だけではありません。
長時間朗読に耐え、思いのままに表現するために必要十分な筋力と体力、
漢字の読み方や意味を適切につかむ文学や歴史の基礎教養や読解力、
「表現」の本質やコンテンポラリー表現への歴史的心理学的哲学的理解、
そしてなにより、あらゆる思い込みを排した、新鮮な感性と真に自由な想像力……
もちろん、これらが完全に身につかなくてはなれない、というものではなく、
一生かけて追求していく種類の学びだということはおわかりと思います。
指導者ができるのは、自分で学び続けるためのベースとなる方法を伝えることだけです。
また、筋力・体力、教養や読解力、現代思想などについては、
学校で教わったり、本を読んで独学で身に付けることもできるかもしれませんが、
メンタリティについては教わるよりも、メンター(mentor)のような存在が必要です。
表現者の資質として重要なのは、思い込みやパターンに安住しない、自由な精神です。
思い込みを外すには、最初は人の手を借りないと難しいでしょう。
あなたは、良きメンターを持っていますか?
日本の多くの声の学校の先生は、自分が技術を習得した方法を教えています。
個々の生徒に合った指導をしている人はごく稀です。学校はそれに適したシステムではないのです。
生徒は、先生のやり方を真似ることで、先生に評価されようとします。
ところが別の先生は違うやり方をします。ここでどうしていいかわからなくなって、
挫折をすれば、自分なりの方法を考えるきっかけになるので、まだ良いのです。
優秀な生徒は、それぞれの先生に合わせることで良い成績を取れるようになりますが、
学校を出て合わせる先生が存在しなくなると、どうすればいいかわからなくなってしまいます。
常に誰かの指示を待ち、右往左往するようになってしまい、消耗していきます……。
そうならないためには、外部の評価ではなく、自分自身の中に信じられる軸を持つことが必要となります。
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私たちがお手伝いするのは、ほかのだれかに取り替えのきかない、唯一無二の読み手になることです。
それはすなわち、あなたがあなた自身を大切にし、あなた自身として尊重される存在になることです。
表現の本質、オリジナリティの要諦をつかんでいれば、
あなたはあなた自身の足でしっかりと立ち、歩いて行くことができます。
それが、「表現者」です。
アイ文庫オーディオブックリーダー養成講座は、
単なる「読める人」ではなく、「表現者」をめざす人に門を開いています。
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もし、あなたの「夢」が、
テレビなどの大マスコミに出演し、他人に褒められ羨まれることなのだとしたら、
残念ながら、その方法を私たちがお教えすることはできません。
でも……
もし、あなたの「夢」が、
「自分自身の力で表現すること」
「自分の手で幸せだと感じる瞬間を創りだすこと」
なのだとしたら、
私たちがあなたの「夢」の達成をお手伝いできます。
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「夢」は「なったら終わり」ではありません。
より良い作品を作るため、努力と工夫はずっと続きます。
でも、それはもはや苦しみではありません。喜びと楽しみに満ちたクリエイティブな作業です。
あなたもアイ文庫のオーディオブックリーダー養成講座で本当の力を磨いてみませんか。