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南京の基督   なんきんのきりすと

作 : 芥川龍之介
朗読 : 春日 玲
作品について

芥川切支丹物の好編。気立てのやさしい15歳の娼婦・金花は、悪性の梅毒にかかってしまう。「客にうつせば治る」と教えられるものの頑なに拒んでいた彼女のもとへ、ある晩、キリストそっくりの男がやって来る。純粋な娼婦の熱心な崇拝故の美しき誤解――。約47分。

収録風景

最近は朗読会などへの出演も増やし、朗読活動を盛んに展開している春日玲。有名作家のマイナー作品を読むことの多かった玲ちゃんが、今回とくに選んだのは芥川作品の中でも人気が高く、映画にもなったこの作品。金花になりきった熱演をお聴きください。

著者について

芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
 1892(明治25)年、東京・京橋区に生まれる。大正期の小説家・俳人。東京帝国大学(現東京大学)英文科卒業。在学中に菊池寛らと出した同人雑誌「新思潮」で、発表した『鼻』を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。1927(昭和2)年、精神的な煩悶から自殺。主な作品に、「羅生門」「鼻」「トロッコ」など多数。
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朗読において、今日の表現基準に照らして不適切と思われる語句や表現がありますが、発表時の時代的背景と文学性を考え合わせ、底本どおりに読んでおります。ご了承ください。