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走れメロス   はしれめろす

作 : 太宰治
朗読 : 林恭子
作品について

 妹の婚礼を終えると、メロスはシラクスをめざして走り出す。約束の日までに暴虐の王の下に戻らなければ、身代わりの親友が殺されるのだ。友情と信頼の美しさをうたいあげた太宰中期の名作。40分54秒。
収録風景

 音声表現研究会で数ヶ月間かけて読み込んできた「メロス」。あまりに有名な作品だけに、林らしさを出すのに苦労しました。さて、その成果やいかに。ライブでも毎回好評の“林節”をお楽しみください。

著者について

太宰 治(だざい おさむ)
 明治42(1909)年6月19日、青森県金木村に大地主の六男として生まれる。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動に入る。昭和10年、「逆行」で第一回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集「晩年」を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多くの佳作を執筆。「人間失格」「桜桃」を発表した昭和23(1948)年、山崎富栄と玉川上水に入水心中。享年38歳。遺体が発見され、かつ誕生日である6月19日には、太宰を偲ぶ『桜桃忌』が墓のある三鷹の禅林寺で行なわれる。
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朗読において、今日の表現基準に照らして不適切と思われる語句や表現がありますが、発表時の時代的背景と文学性を考え合わせ、底本どおりに読んでおります。ご了承ください。