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鼻 はな 作 : 芥川龍之介 朗読 : 榊原忠美 作品について
「禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。長さは五六寸あって上唇の上から顋の下まで下っている。形は元も先も同じように太い。云わば細長い腸詰めのような物が、ぶらりと顔のまん中からぶら下っているのである。……」今昔物語から想を採った、奇異な鼻をもてあます僧の煩悩と悟りに至る一部始終。夏目漱石に絶賛され、一躍芥川龍之介を人気作家に押し上げた名編。約25分。 朗読者について
名優・榊原忠美(さかきばら・ただよし)が入魂の怪演! 劇団クセックACTの中心的俳優にして、CM出演多数の榊原忠美が、独特のリズムで滑稽さを漂わせた作品に仕上げました。 著者について
芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ) 1892(明治25)年、東京京橋区に生まれる。大正期の小説家・俳人。東京帝国大学(現東京大学)英文科卒業。在学中に菊池寛らと出した同人雑誌「新思潮」で、発表した『鼻』を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。1927(昭和2)年、精神的な煩悶から自殺。主な作品に、「羅生門」「鼻」「トロッコ」など多数。
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